私が開発したiPhoneアプリについて、経験を元に開発手法等の基礎的な知識から具体的な手順まで、分かりやすく解説していきます。
本記事では主にアプリ開発に入る前に私が行った準備について記載します。アプリ開発はをしてみたい人は多いのではないでしょいうか。そのような方々の力になれましたら幸いです。
ステップ1 アプリ開発の進め方を知る
まず前提としてアプリがどのように動いているかを知る必要があります。
アプリは、スマートフォンやコンピューター上で動作するプログラムです。OS(Operating System、iPhoneはiOS)と呼ばれる基本的な動作を行う部分と、アプリの部分の2つの要素で成り立っています。
アプリの動作原理については、プログラムがどのように動くかを理解する必要があります。プログラムは、コンピューターが理解できるプログラミング言語で書かれた命令や処置の集まりです。それをコンピューターが理解できる形式に変換し、OSがプログラムを実行することで、アプリが動作します
ステップ2 作りたいアプリをイメージ
アプリの動作原理を理解(なんとなくでも可)をすれば、作りたいアプリをイメージしましょう。どのようなアプリにしたいのか、ユーザーに何を提供したいのか等のアプリ要件があると良いでしょう。
私が実際にこのフェーズで行った事を記載します。
目的の明確化
まずは以下の事を考え、目的を明確化させていきました。(目的を深掘りしていくイメージ)
・目的
・目標(ターゲット)
・戦略(価値)
・戦術(実現方法)
今回私が開発したアプリから具体例を示します。
目的:情報を得るための作業時間を短縮したい
目標:少し知識がある人やや学習意欲がある人
戦略:知りたい情報をピンポイントに素早く取得することができる
戦術:ユーザー同士が特定のスレッドでナレッジを共有し合うプラットフォームを開発
機能要件の洗い出し
前述に記載した目的に対してどのような機能が必要になるのかを書き出していくフェーズになります。私は既存のアプリの機能を参考に記載しながら基本的な機能を書き出し、今回メインになるオリジナルの部分の機能要件を記載しました。ここのフェーズはマストではないですが、開発を進めていくにあたり機能の抜け漏れチェックなどで開発がスムーズになります。
画面イメージを考える
ここは画面のイメージや画面遷移について考えるフェーズです。ログイン画面があり、次にホーム画面があり、そこにはxxの情報がありと考えます。書き出すことがおすすめです。できる人は保持するデータも視野に入れそのデータをどこに入れるか、アプリ上で活用していくかも考えられたらグッドです。
※以下の画像は例です。(今回開発したアプリとは関係ありません。)
ステップ3 学習
アプリの動作原理については、プログラミングの基礎知識が必要です。プログラミング言語には、C、Java、Python、Swiftなどがあります。プログラミング言語を学ぶことで、プログラムがどのように動くかを理解することができます。
iOSアプリを作成するのであれば、Swift/SwiftUIがおすすめです。個人的にWebアプリケーションを作成するのであればPythonがおすすめになります。プログラミングのやり方だけではなく、バックエンド、UIのフレームワーク等も理解できればアプリ開発がスムーズにいくでしょう。
私はUdemyと本を利用しました。本を読んでの理解が難しい方は動画での学習がおすすめです。Udemyは有料のコンテンツになるので最初はYouTubeとかでも十分かもしれません。ちなみに私は本でも勉強派です。なぜなら見返すのが容易だからです。
ステップ4 環境整備
開発の前に環境の整備をしましょう。大体準備する物は以下です。
・開発デバイス
・エディター
・実行環境
開発デバイスは基本的にPCを指します。最近ではipadやスマホで開発ができるらしいですがスペックの兼ね合い等も考えPCを推奨します。また、よっぽどのアプリでなければノートPCで十分です。
また、iOSアプリを開発するのであればMacをお勧めします。なぜならSwiftのようなAppleが開発した言語はMacでしか開発できませんし、必要なライブラリが標準搭載されているからです。
エディターはコードを記載していく場所になります。一般的に有名なのはVisual Studio Codeになります。自分が開発に使用する言語に適応していたり、見やすいものを選びましょう。
実行環境をコードを実行できる環境になります。Macはターミナル、Windowsはコマンドプロンプトで実行できます。iOSアプリの開発であればお勧めはXcodeです。(少し容量が大きですが)
シュミレーターを用意しているのでアプリの実際の動きが視覚的に分かりやすいですし、Apple Storeにアプリを上げる予定であればXcodeを使用しましょう。(そこから上げるため。)
ステップ5 開発
ここまで完了したらいよいよアプリ開発に入っていきましょう。具体的なアプリ開発を紹介している本や私の記事でもアプリの具体的な開発やソースコードを公開しているので参考にしてみて下さい!
まとめ
これがざっくりとしたアプリ開発の導入ステップになります。また、これが正解というわけでもないので他の記事や本などを参考に自分に合った方法を見つけて下さい。
アプリ開発は初めての方にとっては難しいと思います。こ私のこの記事や他の開発に関する記事が見てくださる皆様の力になれますと幸いです。
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